セックスで刺激に飢えた人が一度は頭をよぎるであろうSMプレイ。過激な行為が連想されがちですが、実は気軽にできるSMもあるのです。この記事ではそんなSMプレイについてフォーカス。やり方をはじめ、プレイの種類、おすすめの道具といった事柄を紹介していきます。
「いつものセックスに飽きが来た」
「彼女とのセックスが物足りない」
そんなお悩みをお持ちの男性にとって、一度は頭をよぎる選択肢がSMプレイなのではないでしょうか。
AVのようなアダルトコンテンツで、男性が激しく女性を責め立てる描写を見た方もいるかと思います。
敷居の高さを感じるかもしれませんが、SMプレイはなにも相手を痛めつけるような激しいプレイだけではありません。
目隠しや軽い手足の拘束といった要素もれっきとしたSMプレイ。
いつものセックスのアクセントとして十分効果的です。
この記事ではそんなSMプレイの種類をはじめ、やり方、おすすめの道具など、様々なトピックスを紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
SMプレイって何?
SMプレイとは、端的に言えば「ペア同士の主従関係を明確にしたプレイ」。
SMプレイでは互いの合意を前提として、支配者の役割と被支配者の役割に分かれるのが特徴です。
支配者の役割は「トップ」または「S」、被支配者の役割は「ボトム」もしくは「M」とも呼ばれます。
プレイがスタートすると、S側はM側の人物を辱めたり痛めつけたりしたりするのが一般的。
逆にM側は焦らされたり、管理されたりすることを楽しむのが主な目的です。
SとMってそれぞれ何の略?
SMのうち、Sはサディストの略で、相手に苦痛や辱めを与える行為に悦びを感じる人を指す言葉です。
サディストの概念は、「マルキド・サド」というフランスの貴族に由来しているとされています。
彼は異性を虐げる傾向が強い小説作品を発表しており、当時の娼館でSM行為を実際に行っていたとのこと。
そういった背景からオーストリアの精神医学者により、加虐的な性欲(相手を身体的もしくは精神的に傷つける行為で快感を得る)を持つタイプの人間を、サディストと呼ぶようになったと言われています。
一方、Mはマゾヒストの略で、精神的・肉体的な苦痛を与えられて性的興奮を得る人を指します。
マゾヒズムという概念は、オーストリアの作家であるザッヘル・マゾッホの書いた小説が由来だと言われています。
マゾッホは身体的・精神的に苦痛を与えられることを性的快楽と捉えていたのだとか。
そこからドイツの医学者がマゾヒズムの概念を提唱し、 徐々に被虐的な性癖を指すようになったとされています。
仮面をつけた女王様による鞭打ちだけがSMプレイとは限らない
SMプレイと聞くと、「仮面をつけた女王様」が登場するイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
「仮面とボンテージ衣装を身に付けた女性が男性に鞭を打っている」。
そんな描写を映像作品で見覚えがある方も大勢いるかと思います。
しかしながら、SMプレイはそのようなハードな要素ばかりではありません。
通常のセックスにちょっとしたスパイスを加えてできるプレイでもあるのです。
例えばスパンキングのように、責める側が責められる側のお尻を気持ちいい程度に叩くのも、立派なSMプレイ。
目隠しやちょっとした拘束など、相手の自由を制限する行為もSMの範囲内と言えるため、気軽に試せるSM要素も存在しています。
SMプレイの体験談 「出会いは彼女や彼氏がM女・M男で引きずり込まれた」等
大まかなSMプレイの概要について紹介してきましたが、「まだイメージが湧かない」という方もいるかと思います。
そこで、実際にSMプレイを体感した男女の体験談をご紹介していきましょう。
【SMプレイにのめりこんだきっかけ】
A:いつものセックスでちょっと縛ってみたのがきっかけでハマりました。
B:セックス中にちょっと彼女のお尻を叩いてみたら、ゾクッと来て……。
C:彼氏にSMクラブに連れていってもらったのが忘れられなくて。
ご紹介したように、パートナーのお尻を叩いてみたり、少しだけ縛ってみたりと簡単な要素を入り口にSMプレイにハマっているのがうかがえます。