概要 オフィスで真面目そうな上司にストッキングを破られ、連続絶頂させられた。
歩くときに横揺れしている秘書の姿を見ながら、思わず会議室での光景を思い出した。
「会議室の準備が整いましたので、今から会議に来るように伝えていただけますか」
秘書の顔は紅潮し、彼女の淫らな様子が頭から離れず、思わず言ってた。
「うん、行け。暑い?顔が真っ赤になる」
純子と話していると、いつも妻のことを思い出すんだ。その魅惑的な瞳を見て、急に無口な妻に興味が湧かなくなった。会うからずっと、妻は私の前では不適切なことをしたことなく、セックスしているときも、電気は消していた。初めてこのような露骨な誘惑を感じたのは、他の女からだ。
「ええ…ちょっと暑いです。では、先に参会者にお知らせしておきます」
彼女は欲望を抑えるようにゆっくりと話した。
実はあまり大幅な振動ではなかったのが、耳を澄ますと、それが聞こえてくるような気がする。電流は彼女の肉体を麻痺させながら、私の頭も麻痺させるようだった。
「うん」
私も懸命に自分を抑えた。純子が出かけようとした時、妻から電話があった。
電話が鳴ると、一瞬にして現実に引き戻された。
妻子持ちの男だ。
「どうした?」
「お母さんから果樹園の果物を持ち帰ると言ってくれたが、食べたい果物あるの?」
電話を切って、妻と結婚して21年、彼女はいつも私のために家のことを取り仕切ってくれ、私の両親にも親孝行をしてくれたことを思い返した。私が仕事で忙しいときは、いつも私の代わりに両親に挨拶に行ってくれて、子どもの進学を心配したこともない。これはもう、多くの男性が羨む人生だった。
再び画面に映し出された秘書を見たとき、先ほどのような衝動はなく、妻に対する罪悪感に襲われた。落ち着いて、画面を消して、会議室に向かって歩き出した。
会議で、秘書が議事録を作成していた。 朝の出来事を真剣に叱責したかったが、彼女の真面目な様子を見て、そのままにした。
でも、単純な女ではない。会議が終わると、純子が「しばらくいてもいいでしょうか」というので、他の人に先に離れように命じた。
椅子の脇から黒い包装紙に包まれたボックスを取り出し、私へのプレゼントだと言った。
ちょっと戸惑った。入社初日にプレゼントをくれるなんて…
私の困惑を察したのか、純子は微笑んだ。
「前から、ご夫婦の仲がとても良いとお聞きしましたので、夫婦関係を深めるため、プレゼントを差し上げようと思っています」
プレゼントを届けると、純子は会議室を出た。
黒いボックスを持って社長室に戻り、デスクの上に落とした。気にしないふりをしながらも、ついつい見てしまう。
仕事が終わって車に乗ると、好奇心を抑えきれずに包装紙を破ってしまった。開けてすぐ、「SP-DREAMER」と書かれたカードが目に飛び込んできた。
カードを脇に置くと、その下にはオープンクロッチボディストッキングと、写真が入ったカードが印刷してた。胸元にメッシュって織った蝶デザインのをあしらった甘くてセクシーな写真を見ていると、思わず衝動を抑えきれなく、また急いで放り投げてしまった。なぜこれを与えた?
腹が立ったが、妻が着たらどうなるのかと考えていた。しかし、いつの間にか頭の中では、妻の顔が純子の顔に変わってた。
やはり家に帰ったらこれをロックしたほうがいい。
……