拘束プレイで使える道具
道具を使わなくても良いとはいえ、やはり拘束プレイの醍醐味はモノでパートナーを縛る行為。
拘束プレイ専用のアイテムも販売されていますが、ライトな拘束プレイなら日用品でも十分活用可能です。
ここからは、そんな拘束プレイにピッタリなアイテムをご紹介。
拘束プレイを楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。
紐状のモノなら衣服やネクタイ、包帯やシーツなどでも代用できる
手や足を縛るだけなら、縄のような本格的なモノを用意する必要はありません。
身近にある紐状のアイテムで代用すれば、気軽に緊迫プレイを楽しめますよ。
例えば、ネクタイやストッキングといったファッションアイテムは、汎用性バツグン。
特にストッキングは比較的柔らかい素材だからこそ、肌への負担が少なくおすすめです。
【包帯やシーツを使うのもアリ】
包帯やシーツといった布製品もおすすめのアイテムです。こうした布製品は切って長さを調節できるので、しっかりと相手を縛れますよ。
マスキングテープや医療用テープ等の日用品でも可
「拘束」と聞くと、タオルや包帯といった道具でぐるぐる巻きにする行為を想像しがちではないでしょうか。
相手の動きを制限するには、なにも大掛かりな準備が必要なわけではありません。
例えば、マスキングテープや医療用テープといったアイテムで、親指に巻き付けてみるのもアリ。
言葉責めと組み合わせ、「テープをはがさないように動かないで」「もし動いたらお仕置き」と命令すれば、主導権のハッキリしたSM要素の強い拘束プレイになりますよ。
拘束用の手錠や手枷などもネット通販等で色々売られている
より大胆な拘束プレイにチャレンジしたい方は、拘束用グッズを使用してみるのも手です。
アダルトグッズショップやネット通販といった場では、SMプレイ用の手錠や手枷といったアイテムも売られています。
こうしたアイテムは見た目的にも本格的なつくりのため、ムードも一気にアップ。
扱いに注意が必要ですが、口枷やボールギャグといった口に着用するグッズもありますよ。
【POINT】
手枷をはじめとするグッズは跡が残る可能性もあります。そのため、手枷の内側にクッション性の緩衝材がついているモノがおすすめです。
棒を使うことで固定もできるが痛い
少し上級者向けになりますが、棒を使用するのも手です。
棒状のモノに紐を巻き込みつつ相手を縛れば、さらに受け手側の行動を制限することが可能になりますよ。
縛り方や体勢にバリエーションが増える方法ですが、無理な姿勢になったり、棒が擦れたりして、痛みが発生する恐れも。
相手の状態や反応を見つつ、嫌がるようならすぐに止めるのがベターです。
拘束プレイをさらに楽しむ方法
「身近なモノでただ相手の動きを制限するだけでは物足りない」。
拘束プレイの経験を重ねた方の中には、そのような想いをお持ちの方もいるかもしれません。
そこで、拘束プレイをさらに楽しむうえでのコツをご紹介。
より刺激的なシチュエーションを演出するためのノウハウについて、フォーカスしていきます。
ゲーム感覚でお仕置き・ご褒美を設定してみる
拘束プレイは主導権がハッキリする行為。
そのため、ゲーム感覚で役割を交代しながら行うのもおすすめです。
例えば「○○したらお仕置き」や、逆に「我慢できたらご褒美」という風に、目標を設定してプレイを楽しむのも良いでしょう。
恋人・夫婦で拘束プレイ対応可能なラブホテルを訪れてみるのも手
本格的な拘束プレイを楽しむなら、SMに対応しているラブホテルを訪れてみるのも手です。
ラブホの中には拘束具が用意されている場所もあり、刺激はバツグン。
事前にグッズを購入する必要がないので、気軽に上級プレイを試せます。
加えて、マニアックなホテルでは「拘束台」や「SMチェア」といった緊縛用の器具が設けられている場合も。
活用すれば、よりディープな拘束プレイにチャレンジすることも可能ですよ。
拘束した状態で性感帯の開発に挑むのも有効
責め手が受け手を拘束した際、性感帯を焦らしながら刺激するのがおすすめです。
特に拘束すると、敏感な部分を責めた時にパートナーは抵抗できなくなるのがミソ。
この状態でじっくりと性感帯を開発すれば、相手の感度の向上にも繋がります。
【あえて主導権を入れ替えるのも刺激的】
セックスにおいて男性側が主導権を握りがちなペアは、女性側が主体となって拘束プレイを行うのも手。
責める側に慣れた男性が弄られる側になることで、普段とは違った刺激を味わえますよ。
拘束プレイの注意点
ここまでは拘束プレイのハウツーについてご紹介しましたが、注意点もいくつか存在しています。
拘束プレイは、一歩間違えれば相手を傷つけてしまう恐れもある行為。
パートナーとの関係が悪くなるきっかけにもなりかねません。
これから挙げる要素を意識して、リスクマネジメントをすることが大切です。
縛る時にキツく縛りすぎないように注意
縛る際の力加減を意識するのは、拘束プレイで最も注意しなければならない要素。
特に男性が女性を縛る際、力が強くなりすぎてしまい、キツくなってしまう可能性があります。
加えて、締める力が強すぎるとうっ血したり痕が残ったりすることも 。
無理な体勢で縛ると呼吸困難になる場合もあるので、相手に力加減を聞きながら少しずつ圧力を調節してあげるのもおすすめです。
相手の同意を得ないままいきなり試すのは控える
SMは基本的にお互いの同意があり、信頼関係に基づいているのが前提のプレイです。
そのため、いきなり相手を縛り上げたり、確認があいまいなまま試したりするのは厳禁。
後々トラブルに発展する可能性が高くなってしまいます。
したがって、拘束プレイを行う際は、きちんと事前に同意を取ってから行うのが肝心です。
彼女や彼氏からの「ノー」のサインは事前に決めておく
拘束プレイにおいては、責められる側の意思発信が難しくなるケースもあります。
体の動きを制限する状態で責められるからこそ、受け手が「やめて」と言い出しにくいことも。
特に口枷やボールギャグを着用している場合は、口に出して意思表示するのが難しくなります。
また、「やめて」と言われても責め手が「求められている」と勘違いし、やりすぎてしまう可能性もあるでしょう。
それを避けるうえで大切なのが、セーフティワードを設定することです。
受け手が本当に不快だったり痛みを感じたりした時に、責め手が止められるような言葉を決めましょう。
【POINT】
セーフティワードはあえて日常では使わない言葉がおすすめ。「信号機」のようなエロとは全く関係ない言葉にするのが吉です。