ドM男は彼氏に酷调い教されながら、上司にHな妄想をしてる 02

概要

彼氏と上司の修羅場ーーどっちの犬になりたい?


誠は息が乱れ、顔が赤くなり、背中にまわせた手も何かを掴もうとしているようだが、何も掴まなかった。

「気持ちいい?」駿はわざと誠の欲望を掻き立てようと、指をピストン運動を模して、巧みに彼の敏感ポイントを押さえた。

甘い痺れが全身に広がり、誠は水から離れた魚のように息をのみ、刺激でペニスが硬くなり、先端も高く上がった。

「オーダメードの貞操帯を付けるべきだった。こんなに早く勃起するなんて…」

「申し訳ございません、ご主人様!私を罰してください」

駿は誠の体から縄をほどき、長さ17cmのリアルディルドを手渡し、誠が巨根をぼんやり見つめていた。

「ちゃんと拡張した後これを詰め込め、家の中を這いずり回って、ディルドを外に落としたら、今日は行かせないぞ。罰も当たり、前回の罰まだ覚えているよね?」 駿は誠を見下すような目で言った。

「はい、覚えています。15回鞭打ちです、ご主人様。」誠の顔は真っ赤にした。

「待て、まずこのフェイスマスクを被れ」駿は意味深に笑った。

真っ黒なドッグマスクを被った誠は、欲望に溺れた瞳で駿を見つめた。そして、誠はアナルに繰り返して指を差し込み、喘ぎながら、ぼんやりと「ご主人様」を呼び始めた。パッとディルドを中に挿入し、括約筋が引き伸ばされた時、誠は思わず呻き、ご主人様を見上げた。

部屋はカーペットが敷いてあったので、這っても膝が痛くなかったが、難しい命令であった。振動するディルドは動きに合わせて抜けやすく、アナルからはぞくぞくした快感が伝わってきた。這っているに伴い、ディルドがひねて、それを思い切り握りしめなければならなかった。そのため、ヘッドが前立腺を圧迫し続け、振動とともに尾てい骨に沿って上へ快感が広がってきた。誠は、あまりの痺れと痒みに、這ってから半分ぐらい進むうちに背中に汗が吹き出し、亀頭からも透明な液体がにじみ出るようになった。

「愛らしい表情だね」駿は自分の傑作に観賞した。

誠が駿の前に這い戻って、駿は力が抜けた男の腰に抱きつき、声を低くして、「いい子だね、前戯は終わったよ」。

体からの刺激はまだ消えず、誠がその言葉の意味を理解する前に、すでに背中は壁に押し付けられていた。お尻が駿に強く抱き上げられ、引き締まった体が誠に押しつけられ、強いて脚を開かされた。

「自分でディルドを引き抜け」

男の綺麗で人を惹きつける声を聞きながら、誠は下を向き、二本の指でゆっくりとディルドを引き抜いた。スジ勃ちの感触が強すぎで、誠は思わず息をのんだ。抜いた瞬間、駿の硬くて熱いペニスも収縮したアナルに向けて、やや乱暴にまっすぐ入ってきた。

誠は息を呑み、抑えられない呻き声を漏らし、急に体を後ろに反らせ、衝撃を受け止めた。

ペニスが柔らかくて濡れた腸に包まれ、強い快感により、駿が深呼吸をした。懸命に欲望を鎮め、低い声で言っていた。

「リラックスして…」

「あぅ…はあっ…お願い、待って!ああっ…ご主人様…」

目が潤んだ誠は、声を震わせながら懇願した。

……

全てが終わって、部屋も散らかり、駿は男を抱いたままベッドに倒れ込んだ。

「私がご飯を温め直すから、しばらく休んでね、誠。ご苦労さん~」

主従関係は、駿が自分の名前を呼んだことで終わった。SMプレイの時だけ、駿は彼を犬のように扱い、普段は気配りと思いやりのある彼氏である。

さき調教してくれたのは凛なら、どんな感じだろう?

そう考えているうちに、誠はゆっくりと夢の中に入っていった。夢の中で凛が彼に手招きして、「俺だけのMになりたいか」と言った。

……

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