ドM男は彼氏に酷调い教されながら、上司にHな妄想をしてる 01

概要

彼氏と上司の修羅場ーーどっちの犬になりたい?


「こんなこともまともにできないか? 制限事項を読んだことないか? 全部やり直せ!」北乃凛は書類をテーブルに投げ捨て、木村誠は申し訳なさそうに90度お辞儀をして、書類を拾ってすごすごと立ち去る。

外に出ると、同僚たちがひそひそ話をするので、木村は耳をそばだててよく聞いてみる。

「北乃課長、いつも機嫌が悪いよね。毎日人を叱っているような気がして、怖い…」

「でも、本当にハンサムで背が高いのさ。」

……

凛に叱責されることを全く気にしていないかのように、木村は口角を上げて、鞭で叩きながら自分を叱る凛の姿を、頭の中で想像するようにもなる。

実は、ずいぶん前に凛と出会っていたのだ。

凛とは昔、同じ中学校に通っていた。彼だけが平凡で、凛はずっと学校で一番格好いい男子学生であった。成績だけでなく、容姿も超一流で、学内にはファンクラブまであり、行く先々でこっそり写真を撮っている女の子たちがいた。また、彼と同じ大学で勉強するために、毎日夜遅くまで勉強する女の子も後を絶たなかった。

「なんという影響力だ!」凛のことを初めて聞いた時木村はそう思ってた。

中学の時、木村は成績も容姿も平凡だったが、クラス委員としてクラスをまとめるなど、勤勉で責任感の強い人間だったので、人受けが良い。しかし、同級生はみんな恋をしているのに、自分は幼馴染の男に違う感情を抱いているようで、いつも悩んでいた。当時はまだ同性愛にそれほど寛容ではなく、歪んで変態的な愛と思い、その感情のはけ口が日記しかなかった。結局、彼が考え出した解決策は、女の子と恋愛することだった。

人受けが良く、責任感の強い木村は、彼のことが好きだ女の子を見つけ、恋愛を始めた。しかし、女の子はすぐに、キスをすると彼の目は混乱に満ち、ハグをするときも、体に触れないようにしていることに気がついた。

ひょんなことから木村の日記を目にした少女は、自分が騙されたと思い込んだ。彼氏が同性愛者であることを受け入れられる人はいるわけないだろう?彼女と過ごしている間でも、幼馴染を愛していた。

彼女は騙された感に耐え切れず、学内の掲示板でそれを公表した。木村は平凡でなくなり、話題になった。

「キモイ!」

「ゲイなのに、女の子を騙すなんて最低だ!」

「私が彼なら自殺する」

その日から、幼馴染は彼を避け、家族は息子のセクシュアリティを知り、すぐに停学にし、家では母親と父親が交互に彼を気持ち悪いと言いながら、毎日を過ごすようになった。彼のセクシュアリティを知った家族は、休学届を提出した。彼は毎日も親からキモいと言われた。

人の言葉に愛がつぶされ、心の壁を突破した彼は、耐え切れず家から逃げ出した。外をさまよっていた彼は、ようやくある店の前で立ち止まり、どこに行けばいいのかわからず縁石にしゃがみこんでしまった。その時、偶然にも凛がアイスクリームを舐めながら店から出てきた。木村とすれ違ったとき、その少年が自分を見つめ続けていることに気づき、でも彼に目をやったときには、頭を下げていた。

凛は自分のことをわかっていないようだった。そりゃそうだ、毎日勉強しているんだもの、私のような人間を知るわけがない。

「これほしい?」凛の言葉を聞いて、木村は呆然と顔を上げた。ホームレスのような扱いだったのか。「待て」木村が答える前に、凛は振り返って店に入り、アイスクリームを買ってきた。「持って」そして凛は去っていった。

久しぶりに、木村は優しさを感じた。

木村は1年間休学した後、家族が彼を田舎の中学に転校して、勉强し続けた。せっかくの新生活を再び台無しにしたくないという思いから、日記を書き続けることはせず、これまでの日記は焼却処分とした。

深夜にゲイのセックスビデオを見るだけで、精神的、肉体的な欲求を密かに満たしていた。凛は海外の大学へ進学し、それっきりなんの音沙汰もなかった。

……

入社2年目のその日、いつものようにデスクに座り、仕事を始めようとした時、後ろから聞き覚えのある声がした。

男は、「みなさんこんにちは、マーケティング部新任課長の北乃凛と申します。」と自己紹介をした。

木村誠は信じられない思いで振り向いて、凛が戻ってきた。

「あ!イケメンですね!」隣の同僚女性たちは、小声で言葉を交わした。

「今夜はみんなで会食をしよう」凛は明るい笑顔でこう言った。

夕食の席で、木村は思わず凛を見つめ続けていた。

「私を見たことある?」凛は酔って、少し赤い顔で木村を見た。

「いや、昔の知り合いに似てると思っただけだ」

しかし、仕事中の凛は、暴君といっても過言ではない。非常に完璧主義で気性も荒いだった。

凛と一緒に仕事をするようになって1年余り、凛の魅力にどんどんはまっていった。慎重な态度、シンプルで清潔感ありスタイル、凛の近くにいるとヒマラヤスギの香り。すでに彼氏がいるのに、凛に叱られたとき、彼に縛られ、言葉で侮辱され、鞭打たれたいと思っていた。

木村今日も、凛に叱られて興奮しながら帰ってきた。家に帰ると彼女は筋肉質な彼氏を見て。

「駿、先にお風呂にして着替えるぞ」

「ハニー、もうすぐ夕食が出来るから、その後食べに来てね」

駿は顔を上げず、夕食作りに専念している。

豊かなご飯の香りが漂い、ふわふわムートンラグ 、柔らかい枕、心安らぐ小さな家だ。

鈴木駿が食器を置かしていると、「ハニー、今日はあなたの好物を作ってきたのよ…」と木村誠の足音が聞こえる。 歩いてくる誠を見上げると、駿は何を言おうとしていたのも忘れ、彼をじろじろ見つめている。

誠はネオングリーンのレオタードを着て、正面がスリングショットのように見え、生地は少なくて最もプライベートな部分を覆うだけ、ストラップは広い肩にかかり、完璧な肉体を駿に見せつける。

「難しい選択ですね。ご飯にする?それとも……あなた?」駿はテーブルに両手をつき、笑顔で誠を見つめている。

誠は後ろから麻ひもを引っ張り出し、駿に渡す。「あまりお腹が空いていないんです、ご主人様」、ご主人様という言葉を強調した。

駿は縄縛りの名人としてサークル内で知られて、誠も先輩の紹介で会うことができた。やがて駿は后ろ高手小手縛りで誠を縛り上げる。夕日が部屋に差し込み、二人の浮かび上がる曲線を披露している。

立ち姿と膝立ち、シャツとランジェリー、控制と服従が、対照的で残酷な美しさを生み出している。

誠は、ムートンラグに顔を押し付けて膝立ちになり、お尻を高く上げる。駿はM-LUBEローションを取り出し、指で誠のアナルを拡張する。誠が聞こえるのは、中をかき回す指の恥ずかしい粘着音だけだ。

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